お客様の声

お客様の声(70代女性・長崎市)

海外に相続人がいて、何から手をつければいいかわかりませんでした。

|対応した主な手続き:海外居住の相続人がいる・預貯金口座手続き|

姉が亡くなったあと、私が相続の手続きをすることになりました。
でも何から手をつけてよいか分からず、不安な気持ちでご相談しました。
木下先生のおかげで、今は本当にホッとしています。

木下の一言

このご家族のケースでは、海外にお住まいの相続人との連絡調整が大きなポイントでした。
時差を考慮して国際電話での意思確認を行い、遺産分割協議書は変則的な形式で構成。メール送信→現地でのプリント→署名という形を整え、銀行からも承認を得て手続きを進めました。

領事館対応や国際郵便のやり取りで多少時間はかかりましたが、海外相続人様のご協力により無事完了できました。
相続手続きは日本国内だけでは完結しないこともありますが、今回のように丁寧な段取りと協力体制があれば、円滑に進めることができる――その好例となりました。


お客様の声(50代女性・長崎市)

一部の相続人とは長らく音信不通で、連絡が取れない状態でした。

|対応した主な手続き:相続人調査・現地調査含む|

母の相続が発生しました。相続人は把握していたのですが、一部の方とは長らく音信不通で、連絡が取れない状態でした。
このままどう進めればよいか分からず、木下先生に相談。結果、無事に手続きが完了し、安心しています。

木下の一言

このケースでは、相続人との連絡が取れないことが最大の課題でした。
最初は家庭裁判所での「不在者財産管理人」などの制度も検討しましたが、戸籍や附票の取得によって住所が特定できたため、現地調査を行って直接の対面が実現し、そこからスムーズに相続手続きに進むことができました。

もちろん、現地調査が必ず成功するわけではありませんし、出張による調査には追加の経費もかかるため、すべての方におすすめできる方法ではありません。
しかし、見込みがあり、何よりご家族の気持ちが前向きであれば、実際に足を運んでみるという判断も選択肢の一つです。

今回のように、ただ考えるのではなく「動くこと」によって道が開けた好例となりました。


お客様の声(70代男性・長崎市)

銀行から書類を取り寄せて、途中まで自分でやってみたが面倒。

|対応した主な手続き:株式の相続手続き|

父の相続で、銀行から書類を取り寄せて途中まで自分でやってみたのですが、思いのほか面倒でした。銀行の説明も難しく、どうすればいいか分からず相談しました。無事にすべて終わって、安心しています。

【木下の一言】

このケースでは、株式の相続手続きが中心でした。
株式相続は、まず「相続手続き用口座」の開設が必要になり、そこから移管・売却へと進む流れですが、手続きが複雑で神経を使う局面が多いのが特徴です。
特に売却タイミングによって受け取れる金額が変わるため、感情的にも判断が難しいポイントでもあります。

今回は、手続きの内容と必要性をしっかりご理解いただいた上で進められたことで、銀行とも足並みを揃え、非常にスムーズに完了することができました。

今後も、難しいことをできるだけ分かりやすくお伝えしながら、お客様と一緒に一歩一歩進めていくサポートをしていきたいと思っております。


お客様の声(50代女性・長崎市)

「遺産を寄付したい」という思いを形にしたい。

|対応した主な手続き:遺産全額を寄付|

兄の相続に際し、兄が生前に語っていた「遺産を寄付したい」という思いを形にするため、相続人全員の同意のもと、遺産全額を寄付する手続きをお願いしました。
丁寧に進めていただき、本当に助かりました。ありがとうございました。

木下の一言

このご相談では、遺言の有無の確認、相続人間の合意形成、税務上の確認など、事前に整えるべき課題が多くありました。
寄付という行為は一見美しく思えますが、遺言がない場合は法的には「相続人全員の合意」が必要になります。

私は「寄付をすべき」と説得する立場にはありません。あくまで中立の専門家として、手続きの選択肢を提示し、相続人の皆様が納得できる形をサポートします。
今回、被相続人様の思いを尊重したいというご家族の信頼関係と想いが結びついたことで、寄付が無事実現しました。

法律的手続きの整備と、ご家族の気持ちをつなぐ橋渡し。
それが私の役割だと改めて感じた一件でした。


お客様の声(50代女性・長崎市)

専門家に遺産分割協議書をお願いしようということになりました。

|対応した主な手続き:戸籍収集・遺産分割協議書作成|

母の相続が発生し、親族で話し合った結果、専門家に遺産分割協議書をお願いしようということになりました。
電話とメールだけでスムーズに対応してくださり、本当に助かりました。ありがとうございました。

木下の一言

このご相談では、単に協議書を作ること以上に、「なぜその書類が必要なのか」を丁寧に掘り下げることが重要でした。
お話を伺う中で、今回のご家族の目的は「手続き」だけでなく、「将来の家族関係を守るため」であることが分かりました。

そのため、後々の誤解や紛争を防ぐことを第一に考え、合意内容を明文化しつつも、温かみのある文面になるよう配慮しました。
加えて、相続人が少人数であったことや信頼関係が明確だったこともあり、電話とメールのみですべてのやりとりが完了できました。

こうした「予防法務の力」が発揮できる場面に関わることができ、専門家としてのやりがいを感じる一件となりました。


お客様の声(80代女性・長崎市)

丁寧でやさしく接していただき、安心してお願いすることができました。

|対応した主な手続き:公正証書遺言の作成サポート|

どうすればいいかわからなかったけれど、丁寧でやさしく接していただき、安心してお願いすることができました。

木下の一言

このケースでは、遺言作成にあたっての「本人の意思の明確性」と「証人の確保」が大きなポイントでした。
遺言書は、誰かに書かされたものではなく、ご本人の意思に基づいていることが非常に重要です。

今回は、公証人役場へご本人とご一緒し、手続きのすべてに立ち会いました。証人については事前に公証人役場と協議し、中立な第三者2名を確保。また、付き添いの方にも作成時には一時退室いただくなど、遺言者を守る配慮も徹底しました。

公正証書遺言は、検認不要で原本も公証役場に保管されるため、紛失や改ざんのリスクがなく、安心して遺志を遺せる方法の一つです。
今後も、安心できる環境でご自身の意思をきちんと形に残せるよう、お手伝いしてまいります。


お客様の声(50代女性・長崎市)

父に手続きを任せるのは負担だと思い、私が担当しました。

対応した主な手続き:預貯金の解約・不動産の名義変更|

母が亡くなったあと、父に手続きを任せるのは負担だと思い、私が担当しました。
そうはいっても何をどうすればいいかわからず、ご相談しました。
思ったよりも早く終わって安心しました。

木下の一言

相続人全員が長崎にお住まいの場合、手続きは比較的スムーズに進みます。
今回はご家族皆様のご協力と、早い段階での遺産分割協議書の提出があったことで、預貯金の解約も不動産の名義変更もスムーズに完了しました。
「何をすればいいか分からない」という最初の不安が、手続き完了とともに「やってよかった」という安心感に変わる瞬間こそ、私が一番嬉しい時間です。


お客様の声(70代男性・長崎市)

子どもたちは長崎から離れて暮らしており、手続きに困っていました。

対応した主な手続き:銀行口座の相続手続き|

妻の相続で、子どもたちは長崎から離れて暮らしており、手続きに困っていました。
私は体調も思わしくなく、どうしたらいいか分からない中で、木下先生が家まで来てくださり、すべての手続きを代わりに進めてくれました。
本当に助かりました。

木下の一言

ご家族と離れて暮らすお子さんに代わって、相続手続きを進めることは、私の現場でもよくあるご相談です。
大切にしているのは、「こんなこと聞いてもいいかな」と思うような小さな不安も、ちゃんと話していただける関係をつくること。

実は、そうした言いづらいことの中にこそ、本当に大事な情報や、ご家族の想いが隠れていることが少なくありません。
「親身になる」「お気軽にどうぞ」といった言葉はよく聞きますが、それを実践し続けることこそが、私の仕事の在り方だと考えています。


お客様の声(50代女性・長崎市)

前回の相続(おばの分)が未処理だったようで、思った以上に複雑。

|対応した主な手続き:数次相続・預貯金/不動産の名義変更|

おじが亡くなったあと、私が相続の手続きをすることになりました。
途中まで手続きを進めていましたが、前回の相続(おばの分)が未処理だったようで、思った以上に複雑になり、木下先生にご相談しました。
全部おまかせできて、本当に安心できました。

木下の一言

このご家族のケースは、いわゆる「数次相続」――以前の相続が未処理のまま、次の相続が発生した状態でした。
このような場合、相続人が増えやすく、相続関係が複雑化するため、慎重な対応が求められます。

まずは、法定相続情報一覧図を作成し、全体像を全員で共有しました。
そのうえで、代表相続人様から他の相続人への意思確認と調整を進めていただきました。

今回は、全員が法定相続通りの分割に合意されたため、スムーズに完了しました。
法定相続制度は、全員の合意形成に有効な選択肢となる場面が多くあります。


お客様の声(60代女性・長崎市)

対応した主な手続き:遺言執行・家庭裁判所手続きサポート|

母が亡くなったあと、遺言書が見つかり、どうすればいいのか全く分かりませんでした。
裁判所の手続きなどもあり、初めてのことばかりで不安でしたが、無事にすべて終えることができて、今は本当にほっとしています。
ありがとうございました。

木下の一言

遺言書の有無によって、相続の流れは大きく変わってきます。
今回は早い段階でご相談いただけたことで、必要な手続きもスムーズに進めることができました。

遺言執行を行う際、私が最も大切にしているのは、「遺言を残した方の想い」を丁寧にくみ取ることです。
遺言書には、ご家族への気遣いや配慮が、文章の行間にまで込められています。
その気持ちを無事に次の世代へ届けるお手伝いができたことを、心から嬉しく思います。